乳幼児期


成長の樹4 各発達段階には発達課題がある

各発達段階には発達課題がある 幼児教育研究者の成果の紹介 エリクソン 今回から、研究者の中から代表的な人の発見をたどりたいと思います。その中で、私なりの解釈を付け加えていきたいと思います。 エリクソンは多くの発達心理学者に影響を与えています。佐々木正美先生もエリクソンを学びました。 エリクソン(米国) 乳児期の「基本的信頼関係」確立の重要性を主張、ライフサイクルモデルの構築しました。 エリクソンは人間の成長を8段階に分けて考え、それぞれのライフサイクルを健康に幸福に生きていくためにはそれぞれの段階で、解決しなくてはいけない発達課(CRISIS)があると説 […]


成長の樹1 三つ子の魂百まで 乳幼児期の大切さ

三つ子の魂百まで 乳幼児期の大切さ 多くの教育論を調べると、人の成長にとって乳幼児期が大切なことがわかります。しかし乳幼児期がその後の人生にどのような影響を与えるかについては、ニュアンスがまちまちです。 私は人の成長は、樹が成長するのに似ていると思います。 樹は、種子が発芽して双葉へと育ち、やがて年輪を積み重ねますが、新しい年輪は今までの年輪の外側に形成されます。つまり、樹齢100年の大樹も、その中心には0年から3年の年輪が存在していて、それがその樹の核となるのです。人間の場合は更に顕著で、生まれてから3歳までの生育環境がその人の核を形成し、その後の人格 […]