2. 幼稚園受験・小学校受験

幼稚園受験・小学受験、私立小学校の入試対策、幼小受験の専門家がアドバイスするコラム。


コロナ禍の幼少受験注意事項2 過ごし方とコロナ禍での気づき (会員限定)

コロナは私達の多くのことを気づかせてくれました。もちろんコロナは多くの苦しみをもたらしましたが気づきもありました。 ・・・ → 続きは会員限定でお読みいただけます


コロナ禍の受験注意事項 コロナ予防行為 【プレミアム会員限定】

秋の入試説明会がピークを迎えています。 その中で、今秋の入試のポイントが浮き上がっておりますので、プレミアム会員様限定で要旨をお伝えいたします。 考査内容 子どもの意識 親の意識 ・・・ → 続きはプレミアム会員限定でお読みいただけます    


母子活動 ~ ひとりでするの手伝ってね ~ (会員限定)

モンテッソーリ教育では、原作相良敦子先生 漫画あべようこ氏の『ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』のタイトル通り、ひとりでできる自立を大人がお手伝いしていきます。 子どもがひとりでできるお手伝い お子様を「お手伝い」するには、大人がお子様にご家庭の「おてつだい」をさせてあげましょう。 九段の白百合学園幼稚園受験のことを頭に入れて少しお話します。 考査の中で、母子活動があります。お母様は、ご自分の試験と思いどのように対応したらよいかとご質問を毎年いただきます。『ママ、ひとりで・・・』のP.30、38、46にも出てまいりますが、お子様はひとりでやりたい思いと […]


福澤諭吉と啓蒙思想 5 ~日本再生のシナリオ~【プレミアム会員限定】

『福翁百話』 6章 福澤諭吉 晩年の境地 福澤諭吉は1898年に脳溢血にかかり1901年に逝去したが、最晩年に次々と著作を発表した。1898年には『福翁自伝』を脱稿し、1897年には『福翁百話』が単行本として発行された。 これに先立ち、1896年に義塾出身の古老たちの懐旧会での演説の内容を一部手直しして「慶應義塾の目的」とした。当初の演説には「あたかも遺言のごとくこれを諸君に嘱託するものなり」で終わっている。ここに「慶應義塾の目的」の全文を掲載する。 「慶應義塾は単に一所の学塾として自ら甘んずるを得ず。その目的はわが日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範 […]


成長の樹 6 ~人類進化の方向性(より良く生きるために)~

より良き保育・子育て・教育を見出すためには、その教育法がどの様な人間を造りだすかを見極めることが必要です。同時に、人類の進化の方向性を探り、教育法と人類の進化が合致しているか確認しなくてはなりません。人類進化の方向性と教育法が合致していれば、その教育法は自然の摂理に沿ったものと言えましょう。 人類の進化は「前頭連合野」の発達によるもので、他の類人と比べ「前頭連合野」の大きさが5倍に発達しました。 進化論的な見方で人類の進化を見てきましょう。 人類はよりよく生きるために、二つの方向性の進化をしました。 ① 計画能力、問題解決能力の向上 ② 社会の一員として […]


福澤諭吉と啓蒙思想 4 ~日本再生のシナリオ~ 【プレミアム会員限定】

5章 現代における『福翁自伝』の意義 慶應幼稚舎の志願者の保護者ならば、『福翁自伝』を読んで「獣身」について述べれば済むのかもしれない。しかし、加藤寛先生の様な大学者でも、多くの福澤諭吉の書物を読み、福沢諭吉の意図の理解に努め、それが業績の原動力となっていた。福澤諭吉翁の志はまだ道半ばなのである。明治維新はまだ終わらず。また時代はときに逆行もする。社中ならば、『福翁自伝』、『学問のすゝめ』は「座右の書」として扱うべきものである。その中でも自伝には様々な価値がある。・・・ → 続きは会員限定でお読みいただけます 福澤諭吉と啓蒙思想 ~日本再生のシナリオ~ […]


福澤諭吉と啓蒙思想 3 ~日本再生のシナリオ~ (会員限定)

4章 経済学者加藤寛の闘いと福澤諭吉 経済学者加藤寛は、社中の中でも、最も福澤諭吉の世界観を理解し、自己の業績にもそれを反映し、日本改造に貢献した人物である。 彼は『福澤諭吉の精神~日本人自立の思想~』(加藤寛著 1997年)の中でこう語る。「私は学問を修め、さらに社会に関わり、それを試す中で先生の精神を学ぼうとした。この本で書いたことも、文献的に導き出した福澤精神でなく、私自身が感じ体験した福澤精神なのである」。・・・ (次章からはプレミアム会員限定となります) → 続きは会員限定でお読みいただけます 福澤諭吉と啓蒙思想 ~日本再生のシナリオ~ コラム […]


福澤諭吉と啓蒙思想 2 ~日本再生のシナリオ~ (会員限定)

3章 狂った福澤諭吉のシナリオ 近代的な国家を築こうと願った福澤に対し、中央集権的な国家を築こうとした長州藩の伊藤博文達は、北海道官有物払い下げ問題で窮地に陥った薩摩と組み、大隈・福澤一派の追放を行った。これが日本の運命を変えた明治十四年の政変である。 明治十年代の明治政府において、国会開設運動が盛んになる中で、政府内でイギリス型の議院内閣制(大隈、福澤が主張)を採用するか君主大権を残すビスマルク憲法(伊藤博文、井上馨)を採用するかの論争があった。岩倉は議員内閣制を取らず君主大権を温存する伊藤案を取り、伊藤に憲法作成を委ねることに決めた。・・・ → 続き […]


福澤諭吉と啓蒙思想 1 ~日本再生のシナリオ~ (会員限定)

1章 福澤諭吉と啓蒙思想 時代が大きく変わるときに福澤の教えを学ぼうとする。もちろん、まず明治維新の時だが、次に戦後である。ある意味、戦後にようやく福澤の目指した国家像が実現した。 その後75年を経て、今日本の国家は停滞していて、「病んでいる」としか思えない。しかも30年以上続く慢性病である。その様なときに、今一度、福澤諭吉の教えを見つめなおしてみる必要がある。 → 続きは会員限定でお読みいただけます 福澤諭吉と啓蒙思想 ~日本再生のシナリオ~ コラム一覧


幼稚園受験成功の秘訣シリーズ2 3年保育 トイレット・ラーニング「オムツ」の明暗

『3年保育 オムツの明暗』 3年保育 トイレット・ラーニング 「オムツ」の明暗 毎年、3年保育受験の最初の授業でお話することがあります。 「お子様は、自己教育力があるので、毎日自らご成長なさいます。お母様はタイミングを見ておお子様の成長の手伝いしてあげてください」。 「子育てひろば」は実際のお教室ではありませんので、ご理解いただくために、会員の皆様に「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」(マンガ モンテッソーリ教育 あべようこ)を贈呈することにいたしました。 ご希望の方は会員サイトからお申込みください。(図書の写真挿入) さて、今回は「オムツの明暗」とい […]


幼稚園受験成功の秘訣シリーズ1 『幼稚園受験のチャンスは二度』【プレミアム会員限定】

・幼稚園選び この夏が終わると、いよいよ今年の『受験日』までわずかとなります。 お子様が初めて社会に出る第一歩の幼稚園受験日を迎える時期は、一生に一度しかありません。また、大切なお子様のこれからをご夫婦で考え、親子で準備する大切な愛おしい時間でもあります。でもこの一生に一度は、実は二度でもあるのです。3年保育受験です。 満3歳になる年には、殆どのご家庭ではその年の秋にどの幼稚園へ『入園を決めようか』と思われる事と思います。『入園を決めようか』「え?それは違うのでは…」とお気づきになられた保護者様であれば安心です。「何か違う?」と思われた保護者様は、今から […]


モンテッソーリと福澤諭吉とルソーの教育法の共通点(3)【プレミアム会員限定】

第三話  福澤諭吉の育ち、教育観、『福翁自伝』 諭吉型人間はどの様にして育つのか 『福翁自伝』の中から幼児から 15 歳くらいまでの、子育て教育に関する部分を抜粋します。自然に子どもらしく育っていることが分かります。 a から g のカッコ内が、『福翁自伝』からの抜粋です。ご存知の通り、例年、慶応幼稚舎、慶応義塾横浜初等部受験においては『福翁自伝』を読んで、願書に所感を述べる必要があります。 以下、抜粋 a.「私が少年の時から家にいて、よくしゃべりもし、飛びまわり」 b.「またそのしつけ方は温和と活?とを旨として、たいていのところまでは子供の自由に任せる […]


モンテッソーリと福澤諭吉とルソーの教育法の共通点(2)

第二話  ルソー(Jean-Jacques Rousseau)の紹介 子どもの発見 18 世紀のフランスの啓蒙主義思想家で『社会契約論』を著した。 啓蒙主義思想とは、「人間は正しく考える力をもっている」とする考え方で、絶対王政や王権神授説を排除し、フランス革命を導いていく思想的な根拠となりました。 ルソーは教育論として『エミール』を著しました。 教育論として画期的だったのは: ① 教育の目標として「人間の自然性」という概念を持ち込んだ。(自然に帰れ!) ② 「子どもの発見」 当時子どもは単に小さな大人とみなされていました。 *子どもは小さな大人ではない。 […]


モンテッソーリと福澤諭吉とルソーの教育法の共通点(1)

この三者を並べて論じることは通常ありませんが、子育て・教育の本質に関して共通点があり、より良き子育てや教育を考える上で有益と思いますので私は敢えて行います。 教育には、大きく分けて、「教え込む」子育て・教育法と、子どもが本来持っている「発達しようとする生命力」を「引き出す(educate)」子育て・教育法があるのです。 「教え込む」子育て・教育法は昔から幅広く実践されていますが、知育偏重であったり、子どもに「きつく」「厳しく」「怖く」接する傾向があります。 一方、ルソーの『エミール』に始まる教育論、福澤諭吉の子育て観、モンテッソーリ教育法の子育て・教育は […]


2021年度小学校入試に於ける学校選びの秘訣 ~ 小学校受験対策 ~

<ミスマッチで子どもを不幸にしないために> ~ 新型コロナウィルス、COVID-19 の流行の影響を受けて ~ 今年ほど学校選びがむずかしい年はない。 理由は3つ。学校説明会や私立小学校フェアなどが軒並み中止となり、情報過疎が起こっていること。受験準備の遅れから、子どもの準備が間に合わない、望む学校のレベルに達しない可能性があること。併願予測や過去問対策が通用しないこと。不利な状況であることは間違いがないが、学校選びは子どもの一生を左右しかねない大きな問題。親の責任において、最善を尽くす以外方法はない。そのためには何をすべきか。必ず(1)から順に進んでい […]