モンテッソーリ


子どもの発達とモンテッソーリ教育 ~言語取得と敏感期~

人間は言葉を話します。「吸収する力」によって環境から学び、徐々に獲得していきます。子どもはどのような言語でも習得できる能力を持って生まれきます。子どもの環境の中に複数の言語があれば、そのいずれも幼児期は容易に吸収し獲得することができます。 概ね0~3歳の子どもは言語の敏感期であり、言葉を話したい、知りたい思いでよく聞き、よく話す口元を見ることを毎日繰り返しています。子どもの環境にある母語(お腹の中から聞いていた一番好きな音=お母様が話す言葉)と環境にある基本的な言葉である母国語を吸収していきます。 五感の優れたこの時期の子どもの耳は本当に優れているという […]


グローバルリーダーの育成(5) ~ 語学学習の敏感期 ~

◊◊ 語学学習の敏感期 ◊◊ 文法学習の敏感期(3歳~8歳) 前回では「音素および音韻の敏感期(0歳~2歳)について述べましたが、今回は「文法学習の敏感期」について述べます。 音に対して敏感になることにより、赤ちゃんは単語を認識できるようになります。母親の一語文から始まります。さらに、文章のストリームの中から聞いたことのある単語を識別することができるようになります。これに、知的成熟が伴うと、2語文、3語文の理解へと進みます。このとき、「母親の語りかけ」が子どもの言語発達に大きく寄与します。赤ちゃんは、体内にいるときから、母親の声、肉声を好むように準備され […]


モンテッソーリ 1歳児の教室だより

1歳児 お部屋に入って来るなり、お母様と私のご挨拶をすり抜ける様に、整えられた教具に向かいます。 私がその日用意していたものは、手作りの教具と1歳児の体の動きにあった玩具でした。お子さまは、私に「やってもいい?」と問うような瞳で上目づかいに見たので、ゆっくりとやってみせてから「どうぞ」と手渡しました。それは手作りのおもちゃです。その様子をご覧になられたお父様が、「あ、先生、それはまだ無理かな。」と、仰いました。 私はお父様に笑顔で頷き、そのまま見守らせていただきました。1歳児の手は、握る・ひっぱる から独立した指の動きを盛んに始まっています。そのお子さま […]