ひきこもりの国
先日、精神科医の川畑先生が『子どもの精神療法』という本を書かれたので、出版祝いをセラプレイセンターの数名で行いました。家が近かったので、ご自宅近くまで車でお送りする道すがら、お互いに、最近の日本の子育て、教育状況を危惧する言葉が行き交いました。「本来ならば、どの様に対処すべきかもっと社会のムーブメントになってしかるべきだ」というのが共有の思いでした。 このコラムの「ひきこもりの国」とはマイケル・ジーレンジガーが2006年に上梓した本のタイトルで、内容は「引きこもりの国 ―日本 100万人の若者を自閉させるこの国の悲劇―」といってもよいでしょう。日本、韓国 […]