強い心の源:セルフエスティーム(self-esteem)


KFCの創立者であるカーネル氏は66歳にチキンの営業を始め、1009回も断られます。アメリカの歴代大統領であるリンカーンは、事業に失敗を2回、落選は4回、47歳で副大統領にも失敗し、51歳でやっと大統領になりました。エジソンも、ライト兄弟も失敗と挫折なしに、発見もなかったという事実は言うまでもありません。伝記に残る偉人はもちろんのこと、成功に導いた人の中で、すべてがスムーズにいった人は誰一人いないのです。皆沢山の失敗をし、また数多くの挑戦をし、最後に成功を掴んだのです。つまり、もしかしたら何かを発見する、成功するには高い能力よりもむしろ沢山失敗し、挫折を味合い、また挑戦する強い心の方が大事かもしれません。その試練や挫折から立ち直れる強い心の源(我が子が是非身につけて欲しい)とは一体何なのでしょうか?

ハーバード大学教育学科ジョセフィン.キム(Josephin Kim)教授は「Self-esteemは成功した人生を勝ち取るために必要不可欠な要素である。」と言いました。韓国の教育番組であるEBS(日本で言うNHK)のダキュプライムでは絶望に陥ったり、失敗した時、どのように立ち直れるかにより人生の結末は変わると言いました。そして、どう立ち直るかを決める決定的となるキーはセルフエスティームだと主張しました。

つまり、セルフエスティームが高い子供は「私は大切な人であり、短所もあるけど、より多くの長所もある。だから、失敗しても挑戦を諦めなければきっとうまくいく。失敗にめげずに努力できる自分が大好き。」と言えるのです。要するに、自分で自分を根拠なく信じることができるということです。この強い心が失敗から挫折せず立ち直れる源になるのです。根っこがしっかりしている木はどんなに強い嵐にも簡単に倒れたりはしません。セルフエスティームは人間の心の根っこかもしれないですね。我が子が根っこがしっかりとした心の持ち主になり、どんな試練にもめげない子に育って欲しいものです。


吉田瑞稀

About 吉田瑞稀

聖心女子大学(卒) 人間関係学専攻 UCL University of London大学院(卒) MSc in Psychoanalytic Developmental Psychology (修士:精神分析的な発達心理学専攻) 淑明女子大学院 児童心理治療専攻(博士課程終了) プレイセラピスト