お子さまの力を信じましょう。
母子分離が出来ないお子さまを送り出すお母様の姿で、よくお見かけするのが「過剰な激励の言葉」です。お子さまは、その言葉を聞いている内に、更に不安になったり、お母様の為にここは赤ちゃんでいた方がいいのでは?と、自宅では出来る抑制もここでは大崩壊で、出したことも無いような限界に挑戦為るべく大泣きを披露されます。
また、多いのは、「ママも一緒に行くから」の言葉。嘘はいけません。
お子さまは信じていたのにと、振り向いていなければ今度はその落胆によりまた泣き出してしまいます。
しかし殆どのお子さまは、その後は何も無かったかの様に切り替えが出来ます。
それが、幼児の尊敬すべき姿です。幼児は本当に大人の何倍も寛大で柔軟な心を持っています。大人は、嫌なことがあると直ぐに切り替えはなかなか出来ません。
切り替えようと気持ちの努力をしますが、子どもは違います。嫌な事がお友達との間で起こっても、「ごめんね。」「いいよ。」大人からは驚く位一瞬で仲直りも出来る心を持っています。
この子は、「離れられない」と、お母様が決めていませんか。幼児は毎日、成長したくてうずうずしています。笑顔で見送ってみてください。
笑顔の「ただいま」が、帰ってくるでしょう。